接遇はすべてのビジネスに通じる　

今日は「おうみこっとん夢つむぎ」のイベントに
参加し、綿の苗を植えました。


かわいい小さな苗が数ヶ月後に花をつけ、実を結ぶ・・・とても楽しみです。
イベントでは、綿の実から繊維部分をていねいに取り出し、
繊維が柔らかくなるようほぐして、糸に紡いで、機を織り、
一枚の布に仕上げていくプロセスを勉強しました。
昔の人が一枚の着物を何度も縫い直し、洗い張りをし、大切に使った気持ちが
とてもよく伝わってくるイベントでした。

百貨店に勤務している時、教育の一環として紳士服の縫製工場や
織機工場へ若手のリーダー達と出かけたことを思い出しました。
普段、最終消費者と触れあうことの少ない工場の皆さんは、
私たちの見学を手厚く迎えてくださいました。
その時、物の作り手の熱い思いをお客様に伝えることが
小売業の大切な役割だと痛感しました。
たった一枚でもその熱い思いが込められた品物を
雑に扱ってはいけないと学びました。

ビジョナリーカンパニーは3月から草津SOHOビジネスオフィスに
入居しています。
SOHO同期入居の「おうみスタイル」H氏からこのイベントを
紹介いただきました。
大都会でモミクチャになって働く後輩達にも綿が生まれる
このプロセスを体験させてあげたいと思いました。
滋賀県に移り住んで本当によかったと私は思います。
湖・太陽・地の恵みを実感した一日でした。