接遇はすべてのビジネスに通じる　

ついさきほど、陽が落ちたところです。
美しい夕陽、そして琵琶湖の恵みに心癒されます。
人とのおつきあいもこの夕陽のように
心広くありたいと思うのです。
  

彦根ではこの季節、太陽は朝昇り琵琶湖の対岸に沈むまで一日中、
満面の笑顔で私たちを照らしてくれます。
少しくらい嫌なことがあっても陽の光に照らされた美しい湖を
見ているとすっかり気分はリフレッシュします。

・・・あなたの店ではスタッフはいつもお客様の太陽になっていますか。
以前、私が働いていた百貨店で、閉店のお見送りをしているとき
30代の男性が私に近づいてきました。
「今日、実は仕事で少し嫌なことがあったんです。
　まっすぐ家へ帰る気になれず、ここへ寄りました。
　この店の人は皆、笑顔で声をかけてくれました。
　それですっかり私の気分は晴れました。
　どうか、あなたから皆さんに、ありがとうと伝えてください。
　また買い物に来ます。」
そのお客様はうれしそうなお顔で、そうおっしゃいました。

あなたの店にお客様が繰り返し来たくなるように、
すぐにできること、それはやっぱり笑顔です。

徹底的に満面の笑顔でお客様に働きかける・・・
これが客数アップの最大の秘訣なのです。
  

今日は「おうみこっとん夢つむぎ」のイベントに
参加し、綿の苗を植えました。


かわいい小さな苗が数ヶ月後に花をつけ、実を結ぶ・・・とても楽しみです。
イベントでは、綿の実から繊維部分をていねいに取り出し、
繊維が柔らかくなるようほぐして、糸に紡いで、機を織り、
一枚の布に仕上げていくプロセスを勉強しました。
昔の人が一枚の着物を何度も縫い直し、洗い張りをし、大切に使った気持ちが
とてもよく伝わってくるイベントでした。

百貨店に勤務している時、教育の一環として紳士服の縫製工場や
織機工場へ若手のリーダー達と出かけたことを思い出しました。
普段、最終消費者と触れあうことの少ない工場の皆さんは、
私たちの見学を手厚く迎えてくださいました。
その時、物の作り手の熱い思いをお客様に伝えることが
小売業の大切な役割だと痛感しました。
たった一枚でもその熱い思いが込められた品物を
雑に扱ってはいけないと学びました。



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はじめまして。ビジョナリーカンパニー代表の伴孝子です。
長く大手百貨店に勤務し全国８都道府県の現場で
従業員教育を担当してきました。


一昨年、退職し、彦根市に移り住みました。
今、私は豊かな自然と歴史に彩られた滋賀県に心から癒されています。

私の経験と知識が滋賀県の皆様のお役に立てばと、昨年、起業いたしました。

もっとお客様を増やしたい、たくさん買っていただきたい、
感じのよい応対をしたい、うまくアピールできるようになりたい・・・・・・
そのようにお考えの企業、店、グループ、団体の皆様にむけた研修をいたします。
特に、それぞれの現場を拝見し、現場の直接指導をいたします。

接遇はすべてのビジネスに通じるー

接遇の基本マナー、お得意様になっていただくコツ、
そして難しい苦情の応対まで、ぜひ、ご相談ください。

滋賀に美しい花を、ひとつでも多く咲かせるよう、
このブログを通じて良い話をお伝えしていきたいと思います。